2011年03月07日

かとおもったら

「かとおもったら」
新風舎 発行
いしばしひろやす 作・絵

にんじ「ん」かとおもったら
にんじ「ゃ」でした。

「が」いこ「つ」かとおもったら
「だ」いこ「ん」でした。

みー大受けの一冊。
なにがどう受けてるのか、見ている私にはわかるけど、文章では何とも表現しにくい。
……もう、上の二つの例に尽きます…。
だってほんとに、にんじんかと思ったら、にんじゃなんですよ!(説明できてない)
もっといろいろ例を挙げたいけど、例を挙げちゃうと本を見つけたとき楽しくなくなる!
おんもしろいんですよ…。

作者の方は、著者紹介で「窯業を営みつつ絵本制作」とあるので、陶器の絵付けなどなさっている方ではないかと。それを見て、絵の微妙なにじみの感じに納得です。じわん、としたいい色です。紫の混じったような青や、緑色の混じったような茶色が好きです。
ああ…。みんなに見てほしい…。

posted by 麻井由紀 at 22:27| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月06日

ぐるぐるわわわ

「ぐるぐるわわわ」
福音館書店 発行
越智典子 作
平野恵理子 絵

ちいさなかがくのとも、三月号。おんなじように見えても、ちょこっとちがう、ぐるぐるうずまきとわわわ。…どっちがどっち?

こどものとも四月号を買いに行って、みーが一番くいついたのは、四月号の絵本ではなく三月号のちいさなかがくのともでした…。
ちら読みしてみると、これがおもしろい。…というわけで、買ってみる。
まず、ぐるぐるうずまきのかたつむりから語り起こし、ついで、わわわ、とわっかが重なっているタマネギの断面を紹介し、蝶のくちのうずまき、みずたまりの水の波紋、など、いろんなぐるぐるとわわわをみつけていく絵本です。
改めて頭の中だけで考えてみると、あれってぐるぐるだっけ、うずまきだっけ、って思うこと、結構あります。バームクーヘンはわわわでロールケーキはぐるぐるだけど、じゃあ、蜘蛛の巣は?車麩は?

この絵本でびっくりしたのは、ソテツの若芽。…でてきたときは、ぐるぐるしているんですね…!…知らなかったです!今度捜してみよう。

図書館にあれば、一度見てみてください。絵を描いているのは以前、しましまもようの絵本を書かれた平野恵理子さん。いい感じにリアルで、ほんの少しリアルすぎない感じが、いいなあといつも思います。

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2011年03月05日

むつごのこぶたのさかなつり

「むつごのこぶたのさかなつり」
福音館書店 発行
なとりちづ 作・絵

今月のこどものとも年中向けの一冊です。
以前に同じこどものとも年中向けで「はなさんのあかいぬの」というお話があり、その続編にあたるもの。続編ということで、今回「ハナさんとこぶたたちのおはなし」という副題がついています。

前回の舞台は冬でしたが、今回は春〜初夏の話。今回はこぶたたちが釣りに出かけます。たくさん魚がいる小川を見つけて、釣りをしよう!と思い立ったはいいけれど、…結果は?

この絵本の特筆すべきところは、すべて布で描かれているというところ。パッチワーク(と本の解説には書いてありますが、むしろアップリケと表現する方がよいのでは、という気もします)の手法で1ページ1ページちくちくと縫われています。…かかった時間を考えると気が遠くなるような作業です…!手が掛かっている分、こぶたたちのふっくらした感じやもつれる釣り糸が実にいい感じ、です。ただ、前回の「はなさんのあかいぬの」は、まさに全編布が主役のお話でしたが、今回は後半こそ布の出番ですが、前半はそうでもないので、お話としては一作目の方がよかったかなあ、と思いました。もちろん、後半出てくる布ものは、インパクトありますが!

前作の「はなさんのあかいぬの」は残念ながらまだ単行本化されておらず、しかも雑誌版は既に品切れしているようで、手にとって読むのは図書館のバックナンバーを捜すくらいしか手はないと思いますが、今回続編が出たので、単行本になるのでは、と少し期待をしています。もし単行本になったらぜひ手にとってごらんになってください。布絵のよさを実感していただけるはず。
今回の「むつごのこぶたのさかなつり」は、一昨日に発売されたばかりで、こどものともを扱っている本屋さんならまだまだ手にとれるのではと思います。こちらも、チャンスがあれば、どうぞ。

posted by 麻井由紀 at 21:26| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月03日

ソリちゃんのチュソク

「ソリちゃんのチュソク」
セーラー出版 発行
イ・オクベ 作・絵

チュソク、とは秋夕と書き、旧暦の8月15日に行われる日本でのお盆のような行事だそうです。日本人がお盆に帰省するように、韓国の人達はこの時期故郷に帰って親族で過ごすのだそう。
その様子を細密な絵で描いた絵本です。

里帰りする前の普段の街の様子や、里帰り途中の高速道路での様子(道ばたでカップ麺売ってる露店があったりする!…これ、韓国での初版いつ!?ってちょっとびっくりしました。ちなみに韓国での初版1995年、日本での初版2000年です)が細かくて、楽しくて、ついつい読み聞かせそっちのけで読み込んでしまいそうになります。細部まで要チェックです。日本と同じだなあ、と思うところ、「え、そうなの?」と感心するところ、いろいろあって楽しいです。

今回は自分の趣味で借りてしまいましたが、みーよりももう少し大きな、小学校低学年くらいの方が、興味深く読めたと思います。

一個びっくりしたのは、チマチョゴリ姿でソリちゃんとお母さんが帰省するところ。しかもお母さんはその姿で赤ちゃんを抱っこです。日本でいうと、着物で高速バスに乗るようなもので、しかもそのバスが凄く混んでて渋滞しているので、「た、大変にもほどがある…!」って思いました。
もしかしたら、本当にチマチョゴリ姿で帰省するからというよりは、細密な絵の中で、主人公の女の子や家族を際だたせたかったのかもしれません。現に、他の帰省客はみんな普通に洋装でした。

帰り際におみやげをいっぱいもたされて、バスターミナルから寝ちゃったソリちゃんをおんぶして、ふうふう帰るソリちゃんの両親の姿にしみじみ「うんうん、大変だね」と思い、帰ってから(たぶん)実家に電話をかけている姿に、「一緒一緒」と思いました。
風習は違っても、やはりこういう部分は同じなのですね。

韓国に興味がある方よりも、お隣の国に今まであまり興味がなかった方にこそお勧めです。
posted by 麻井由紀 at 22:04| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月26日

けんかのあとは ほっぺにちゅ

ひなまつり会を目前に控え、家でも練習に熱中しているみー。
今回の演目は、カスタネットで演奏する「おもちゃのチャチャチャ」と、お遊戯する「けんかのあとは」(こっちは正式タイトルなのかどうか、少々怪しい)。

この「けんかのあとは」という曲は、さびが「ほっぺにちゅ、けんかのあとはほっぺにちゅ、でもちょーっとはずかしい」…という歌詞なのですが、ラストに子供達全員で投げキッスをするらしく、みーは毎日その練習をしています。

先生は投げキッスの練習で、「大好きな子にちゅってするといいわよ」と教えてくれたのだそうで、
「だからね、ひなちゃんにちゅっとする練習してるの」…と、みー。
………ひなちゃん、…確かに君の仲良しだが、女の子なんだが……。……いいけどさ。

ちなみに、担任の先生が好きなのは嵐(嵐の誰が好きなのかまでは知らない)。
なので、何気なく、「なみ先生はさー。嵐にちゅってするのかな」と聞いてみたら、
みーの返事は非常に冷静でした。

「しないよ。だって、嵐は幼稚園に来ないでしょ」

……そうだな。そりゃそうだ。妙にシビアな視点だな。いいけど。
posted by 麻井由紀 at 23:27| Comment(0) | 小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テディこなゆきふわふわ

「テディこなゆきふわふわ」
ポプラ社 発行
マイケル・グレイニエツ 作・絵

以前「おとぞうさん」を紹介したマイケル・グレイニエツの絵本です。

「おとぞうさん」は、その発想にひっくり返りそうになりましたが、今回の絵本は小さい子向けに、「雪が寒い日、着るならどっちがいいと思う?」と問いかける絵本。

でもちょっとやっぱり、感覚が楽しいんですよね…。
普通は、子供でもすぐに選択できる選択肢を出してくれるものだと思うのですが、この絵本はそうではないのです。
たとえば帽子として提示されているもの。片方はかんむり、もう片方は…どう見てもくつしたなんだな…。
一瞬、大人でさえ、「…えーと……。……まあ、どっちかといえば、…くつした…?」選択に迷う。
手袋は五本指の手袋と、ミトン。…どっちでもよさそうじゃん!と思うし。
それを悩む。…妙に楽しいです。
絵も素敵です。どうやって描いているのかな。にじんだようなかんじで、もこもこしていて。あたたかそう。

シリーズが何作かあるようなので、他のものも借りてみようと思います。
posted by 麻井由紀 at 23:16| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月24日

100回いったでしょ!

「100回いったでしょ!」
講談社 発行
ガブリエラ・ケセルマン 作
クラウディア・ラヌッチ 絵


「もう100回もいったでしょ!」ママは言うけど、キフキフは「え、100回も?なんのことだろう。いわれたことって、たくさんありすぎるよ…」
そして考え始めます。
でも、「おみみそうじをするわよ」は9回しか言われてないし、「おもちゃをしまいなさい」は40回だし、「ゆうごはんのまえはおかしをたべちゃだめ!」は77回だし……。

うーん。
あんまり100回いったでしょ、と子供に言ったことはないけど、もしそれが口癖だったとして、子供が今までに言った小言の回数をこんなふうに細かく全部回数覚えてたら嫌だな、……と思った。…うーん、しかしこれは親の論理だな。
という親の感慨はさておき、これはもう、キフキフのかわいさで読む絵本です。オチはねー、あんまりぴんとこなかったの。私が考えたオチの方がいいなと思ったな(おいおい)。でもキフキフがかわいいから許す。キフキフかわいい。
作家はアルゼンチンの方。たぶんスペイン語がわかれば、途中の文章の韻を踏んでいるのがわかるんだろうな、と思います。英語で脳内変換すると韻踏んでないし、日本語の文章はなんとか言葉遊びの雰囲気が伝わるようにと子供には耳慣れない言葉が一部使われてたりして、みーはどうにもぴんときてなかったっぽかったです。こういう言葉遊びみたいな文章の翻訳難しいんだろうな…。
絵はイタリア出身スペイン在住の方。キフキフ最高!キフキフかわいい!…この画家の方の他の絵本も見てみたいなあ。

余談。途中の絵で、ブラウン管のテレビを消すところで、光がふって消えるような描写があったのですが、液晶テレビしか知らないみーに「お母ちゃん、これなに」って聞かれた……。……そ、そうか、……わからないか…。……そうだな……。
我が子とのジェネレーションギャップを初めて感じたですよ…。
posted by 麻井由紀 at 22:54| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月20日

ブルルルル はるはまだ?

「ブルルルル はるはまだ?」
光村教育図書 発行
イルソン・ナ 作・絵

このはがすっかりおち、ゆきがふると、あたりのようすはすっかり変わる。
うさぎもふゆのけにはえかわり、ほら、こんなにまっしろ

冬毛になった白ウサギが冬をいろんな形ですごす動物たちを見て歩く絵本。
遠い南の国へ飛んでいくもの、洞穴の中でぐっすり眠るもの、ふわふわの毛皮であったかなもの……。
様々に冬を過ごす動物たち。…やがて、春がやってきます。
オチがいい。かわいいです。

話自体はとても穏やかなもので、特にストーリーらしいストーリーはありません。が、絵柄はとても印象的です。…何となく、韓国や台湾にいったときに見つけたファンシーグッズを思い出しました。線の細さや独特な模様のためだと思います。日本にはあまりない感じなんですよね…。
私は鹿が好き。みーはワニとうさぎが見つめ合うページが好きだそうです。

韓国の絵本がお好きな方は、ぜひ一度どうぞ。
posted by 麻井由紀 at 23:03| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月17日

ピッツァぼうや

「ピッツァぼうや」
セーラー出版 発行
ウィリアム・スタイグ 作・絵

雨で外に遊びに行けなくて退屈している坊やを見て、お父さんは坊やでピッツァを作ったら楽しいかもしれないぞ、と思いました。

漢字が多い絵本ですが、図書館の読み聞かせなどでもひんぱんに登場するメジャー絵本。
地元の図書館は曜日や週ごとに違う読み聞かせグループさんが担当されているのですが、何回かは聞いた覚えがあります。小さい子供さんでも、お母さんのお膝の上で実際にピッツァみたいにこねてみましょう!ということができるので、楽しみやすいのだと思います。

感覚的には、退屈している子供をおもちに見立てて、ぺったんぺったんついてみたり丸めてみたりしているようなものだと思うのですが、ピッツァに見立てることの秀逸なところととんでもないところは、空中に投げ上げて薄くしたり(これはお父さんでないとできないなあ…)、生地の上にいろいろ具をのせたりする工程があるところ。紙切れや双六のコマをチーズやトマトに見立てるのは楽しそうです。そして最終的にはオーブン(に見立てたソファ)で焼かれて、切り分けられてしまうので、切り分けられるところでピッツァが逃げ出してしまいます。

これは、生地の空中とばしは無理にしても、ある程度読みながら実地でやってみると楽しい絵本だと思います。みーには、生地をくすぐるところで逃げ出されてしまい、「みーちゃんはピザにしないで!」と怒られてしまいましたが、嫌がってはいなかった、と思います。

普通の読み聞かせに飽きたとき、お父さんが読み聞かせするとき、などにどうぞ。

posted by 麻井由紀 at 23:01| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月15日

検索、おもしろい……。

二つブログを持っていて、動きが多いのはメインブログの方であることと、こちらのブログはあくまで自分のための絵本の覚え書きという面が強いことから、今までアクセス解析を見たことはなかったのですが、今日何気なく見たらすんごいおもしろかった……!!

なんだ、結構いいかげんでもちゃんとひっかかるんだな、検索!!

そして、すごい人気だな、「ぽんちんぱん」と「しゃっくりがいこつ」!!

どっちも、感想を書いてからは一日おきか下手すると毎日の勢いで検索がかかってます。
ぽんちんぱんはこどものともの月刊誌扱いで、買いのがすとなかなか手に入らないからよけいなんでしょうかねー。
あとは、びろうな話で恐縮ですが、うんことかおしっこの検索が多いです。トイレトレーニングに最適な本を探されているのか、ユーモア絵本をお捜しなのか…。……両方か。おならもおおかった。おならはトイレトレーニングとは関係なさそうですね。

二ヶ月分くらいしかさかのぼれないのが残念ですが、めっちゃ笑いました。ありがとうございました(誰にお礼を言っているのだろう、私は………)

あ、あとどうでもいいことですが、バタコ、モモタロス、まいん、パパママで検索かけてこられた方は、一体何が知りたかったんでしょうか。お捜しのものは見つかりましたか。見つかっていたらいいですね!!
posted by 麻井由紀 at 02:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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