福音館書店 発行
神沢利子 作
林明子 絵
神沢利子さん、林明子さんコンビの絵本。最近購入したのですが、長い間絶版になっていたものが復刊したのだそうです。
お母さんが会社にお勤め、お父さんが絵描きさん、という一家のなおちゃんの一日を描いた絵本です。
みーはずっと幼稚園育ち(ずっとっていってもまだ一年しか幼稚園行ってないけど)なので、保育園のお昼寝にびっくりしてました。どうしてこの子達寝てるのと聞かれて。幼稚園には、お昼寝、ないもんね。
でも、それ以外のことは全てが自分の等身大。「みーちゃんもおうちごっこしたよ!みーちゃん、お姉ちゃんの役なんだよ!」や、「みーちゃんも信号のボタン押すよー!」、「ここのクリーニング屋さん、鳥がいるんだね!」など、自分と同じところ、自分とは違うところにいろいろと反応していました。
何気ない日常の絵本なのですが、日常の話だからこそ、自分と比較して自分が経験していないことを経験した気分になれるのかもしれません。
幼稚園のお子さんも、保育園のお子さんも、お子さんがその世代を通り過ぎてしまった方も、よければぜひ。