2010年10月31日

トイレ大丈夫?

みーの幼稚園のクラスには、お母さんが中国人という××くんと、お母さんがインドネシア人という子がいます。お父さんはどちらも日本人ですが、幼稚園にはいるまでお母さんの母国で暮らしていたり、お母さんがまだ日本語に不慣れだったりなどで、二人とも家の中では日本語、お母さんの母国語、英語のちゃんぽんだそう。というわけで、先生も、本人が指示をわかってないらしいときは英語や中国語などで話しかけないといけないそうで。

そんな事情をふまえた、この間のみーの話。

「あのねー、バス乗る前に××にねー、先生が英語でトイレ大丈夫ってきいたの」
「ふーん。英語でトイレ大丈夫ってなんていうのかなあ」
…というか、トイレが既に英語だろう、と思いながら聞いたらば。

「えーとね、にょうだいじょうぶ?ってきいてた」

・・・・・・。

それ、…英語じゃないと思うな、母ちゃんは。たぶんだけど。

ていうか、中国語でおしっこってにょうでいいのかな。
学校で一応中国語を勉強したけど、そういう会話の例文は習わなかったので謎です。
posted by 麻井由紀 at 22:36| Comment(0) | 小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

みんななにがすき?

「みんななにがすき?」
福音館書店 発行
沢野ひとし 作・絵

ある日ウリボウが言いました。
「ねえみんな!なにがすきかいってください」

いろんな動物が、それぞれ自分の好きなものをあげていきます。ウサギはにんじんをたべること、たぬきはたべたあとにぽこぽこおなかをたたくこと、カモノハシはでんぐりがえり……。
でもライオンさんは、「なにがすきかって?そんなだいじなこと おしえない」
踊りながら言うのです。
おしえて、ききたい、たのみます、というみんなに、「おしえないー、おしえないったらおしえない」
でも本当は教えたいの。だから、バッタさんにこっそり聞かれてライオンさんはこっそり教えます。
「おしりごっつんこ!」
わあ、それは楽しそう!

実際、おしりごっつんは楽しいです。みんな大盛り上がり。読んでいるみーも大盛り上がり。沢野ひとしさんの絵は、椎名誠さんの本で見慣れている方にはとっくに承知のあの独特なヘタウマなので、繊細リアル系の絵が好きなみーとしてはあんまり好きでないタイプの絵柄なのですが、もうこのおしりごっつんにきたとたんに大コーフン。あ、その前に、おしえないー、おしえないったらおしえない、とライオンが踊るところから興奮気味だったかも。

絵柄で敬遠されがちかもしれませんし、逆にこの作者にもっともっとナンセンスなものを想像する方にはおもったよりスタンダードな絵本と感じられるかも。でも楽しい絵本です。図書館などで見かけられたら、ぜひ。
posted by 麻井由紀 at 22:18| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月30日

ニャンニャンシティマラソン

「ニャンニャンシティマラソン」
教育画劇 発行
谷川晃一 作・絵

あさです。しゅつじょうせんしゅがあつまってきました。ニャンニャンシティマラソンスタートです。

猫だらけの一冊。スターターの猫。走る猫。応援する猫。こける猫。相手の邪魔をする猫。画面の右端で解説するアナウンサー猫が淡々としていておかしいです。ネズミに気を取られてコースアウトする猫がいたり、給水地点で水でなく魚にかぶりつく猫がいたり、リタイアしちゃう猫がいたり、突然飛び出してきた犬と喧嘩をはじめちゃう猫がいたりと、いかにも猫!なトラブル続出が楽しいです。
終始「ニャンニャン」「ニャンニャン」というかけ声が画面に入っているのが楽しく、明るい色も子供受けしそうです。
ちなみに、みーに一番受けたのは、後ろ見返しの作家写真。
その理由は、実物を手に取られた方だけのお楽しみ、です。
posted by 麻井由紀 at 21:38| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月29日

もじゃもじゃしたものなーに?

「もじゃもじゃしたものなーに?」
講談社 発行
長新太 作

もじゃもじゃしたものなーに?
もじゃもじゃしたものがいっぱいでてくるもじゃもじゃ絵本。

赤、黄色、緑、茶色だけで描かれた本で、長新太さんの本らしくインパクト大です。私が手に取ったのは新装版なので2006年出版ですが、絵の雰囲気からして、元々は80年代以前の作品なのかなあと勝手に思ってます。

もじゃもじゃしたものはたとえば羊。たとえばモップ。たとえばイソギンチャク…って、意外と判別が難しいもの連発。
こうした「あてもの」系が大好きなみーは、本を前に、「みーちゃんが全部答え言うからね!お母ちゃん何も言わないで!」と非常に張り切っていたみー、イソギンチャクで降参。まあ無理もない。あと毛ガニが出てきたんですが、なんでカニがもじゃもじゃなのと納得いかない様子。……毛ガニなんて、食べたことないもんなあ…。

なお、お前どんだけ長新太さんが好きかと聞かれそうな気がして、今まで書いた感想を確認したら、126作中7作が長新太さんのものでした。想像通り、取り上げた中では一番多かったです。これからちょっと自重しよう。

posted by 麻井由紀 at 23:25| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月28日

てとてとてとて

「てとてとてとて」
福音館書店 発行
浜田桂子 作・絵

先日紹介した「にぎにぎ」と同じく、手に関する科学絵本です。が、手の役割、手による音楽、手の道具化、手遊びだけでなく、実物の手話や点字にいたるまで、人間の手の持つ力について丁寧に書かれています。
特に点字は、駅などに設置してあるぶつぶつしたもの、ではなく、初めてこれが文字だということに気付いて触れるので、みーは興味津々でした。点字だけを載せるのではなく、あの点字の点を使って曲線や直線を描いてまず目をつぶってさわること、見ずに手だけで触ってもそれが何かわかることを教えてから、点字という文字について紹介しているのが上手いなと思いました。

posted by 麻井由紀 at 22:57| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月26日

きのうえのほいくえん

「きのうえのほいくえん」
偕成社 発行
庄野英二 文
中谷千代子 絵

おおきなきのうえは、どうぶつたちのほいくえん。おとうさんやおかあさんたちにつれられて、ほら、もりのどうぶつたちがやってきました。

どこともわからない不思議な森(サバンナ?ジャングル??)に生えている、バオバブのような大きな木。それがこの話の舞台の保育園です。
保母さん保父さんはきりんのおじさんとおばさん。ぞうもしまうまもライオンもうさぎも、みんな一緒に過ごします。
動物という形を借りていますが、その実は保育園の一日を淡々と描いているだけの一冊。何も事件は起こらず、静かに一日は暮れていきます。
「みーちゃんの幼稚園ではこんなことするよ」
自分の一日と比べるのが楽しいみたいです。
「おやつおいしそうだね」
「バナナがいいね」
絵を見ながらゆっくり会話すると楽しい絵本です。

絵を描いた中谷千代子さんは「かばくん」の絵を描いた方。動物たちの絵のリアルとファンタジーのバランスがいい感じです。

posted by 麻井由紀 at 22:34| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月25日

わたし

「わたし」
福音館書店 発行
谷川俊太郎 作
長新太 絵

わたし。
おとこのこからみると、おんなのこ。
おにいちゃんからみると、いもうと。
おかあさんからみると、むすめのみちこ。
おばあちゃんからみると、まごのみちこ。
となりのおばさんからみると、やまぐちさんのしたのおこさん。

以下えんえんと「わたし」を定義する言葉が続きます。
わたしってなに?を、小さい子が考えようとしたとき、手引きとしてとてもわかりやすく、それでいて大人には深く考えさせられる絵本だと思います。

例によって自分で読みたいみー。
谷川さんらしく、非常に平易に読みやすく書いてありますが、それでも四歳児にはちょっと物慣れない言葉も混じっています。彼女が引っかかったのは、めい、がいじん、にほんじん、うちゅうじん、ちきゅうじん、えかきさん、などなどですが、秀逸だったのはコレ。

「ほこうしゃてんごく」を読み間違えたみー。

「ほうこくしゃてんこ」

……なんか、微妙に意味が通るぞ(苦笑)。笑いました。親に受けたのでみーも笑いました。しかし報告者も点呼も、そもそも歩行者天国も知らないよね(苦笑)。

posted by 麻井由紀 at 23:15| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月24日

こじまのもりのきんいろのてがみ

「こじまのもりのきんいろのてがみ」
ひさかたチャイルド 発行
あんびるやすこ 作・絵

今、地元の図書館が蔵書整理で休館中。借りてきた二十冊を読み切ってしまいました。これが最後の一冊です。火曜日には再開されるはず。やれやれ。

こじまのもりシリーズとして4冊発表されている中の二作目です。秋のお話。4冊とも読みましたが、私はこの秋の話が一番好きです。
元々作者の方はアニメーションの背景画などを書いておられた方だそうで、絵の色合いがとてもきれい。キャラクターはいかにもまんがまんがしている(この話はそうでもありませんが、他の話はもっとまんがまんがしてます…。ラノベも書いておられますが、ラノベのキャラクター設定なんかもう!(苦笑))のですが、みーにはわりととっつきやすい絵柄のようです。

物語の始まりはまだ夏の終わり。ページ全体を彩るのは真夏の真緑から少し色褪せ始めたみどりいろです。のねずみのおばあさんに示唆された子リスが行ってみるのは人間の麦畑。そこは、緑の中で既に金色に光り、秋の気配を漂わせています。
その報告にのねずみのおばあさんを訪れた子リスのページに配されているのはまだ緑色のまつぼっくりやドングリ。けれどまたもやの示唆を受けて子リスが訪れる見晴らしの木からはツバメが飛び立ち、野ブドウの茂みでは青から碧、青紫、紫、えんじと、様々にいろづいた野ブドウの実が見つかります。
その実を見せに行った子リスが野ねずみのおばあさんとたどるひがしのおかへの道。空は桃色がかった紫色、そして日が落ちた後の夜空には白く光る大きく丸い月。
そして届いた金色の手紙と、金色に輝く森、秋の実り。
けれどその喜びは一瞬で、あっというまに森の上の空は冬を予感させる白に染まります。
色合いで見る季節の移り変わりが美しく、話そのものよりも、絵の内容よりも、その色にうっとりする一冊です。
posted by 麻井由紀 at 22:07| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月22日

三人よれば。

文殊の知恵、ではなくて。名前の話。

みーが幼稚園に入って、三人兄弟のお友達が増えました。
何気なくお兄ちゃんや妹の名前を聞いて、本人と照合すると結構楽しい……。

たとえば。
お兄ちゃんが「カイ」。本人が「リク」。弟が「ソラ」。
……自衛隊だ、と思ったのはナイショです。字面は違うそうです。

たとえば。
お兄ちゃんが「ミズキ」。本人が「ミサキ」。妹が「ミユキ」。
……最初と最後の文字が同じです。…これ、呼ぶとき結構ややこしくないのかなと思ったんですが、実際呼ぶときは、「お兄ちゃん、お姉ちゃん、みゆきちゃん」だそうです。
「怒るときはもちろん、お兄ちゃんとお姉ちゃんも名前を呼びますよ」
ちゃんと呼ぶと、意外と印象が違うのでややこしくないそうです。へー。

そして、こりゃいかんと回避した例。
一番上のお兄ちゃんが「ショウ」。二番目のお兄ちゃんが「リュウ」。
三番目の僕は、「ケンにしろ、ケンにしろってさんざん言われたんだけど」
「どうして?」
「あわせると、音だけ聞いたら昇龍拳になるから」
・・・・・。
それだけは、と、本人は「塁」。ご主人が野球好きだそうです。

はたまた、一見わからないけれど実は、の例。
お兄ちゃんが「ミツキ」。本人が「ミリ」。弟が「ナルト」
……呼んだとき、「ミッキー」「ミニー」「ドナルド」をイメージできるようにとつけたそうです。
もちろんお母さん、大のディズニーマニア……。

子供が三人生まれると、ひねりたくなるのか、あるいは最初からそれを見越してつけるのか。
……見越してるのかな。謎です。


番外。
おじいちゃんが「アキラ」。お父さんも「アキラ」。本人も「アキラ」。そして生まれた子供も「アキラ」。
会社時代の先輩の例です。漢字は全部違いますが、ある意味これもすごい。五代目も是非アキラにしてほしいものです。
posted by 麻井由紀 at 21:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月21日

おしゃれなのんのんさん

「おしゃれなのんのんさん」
岩崎書店 発行
風木一人 作
にしむらあつこ 絵

いのししののんのんさんがまちのおみせにいきました。
「はだかんぼうもわるくはないが、たまにやおしゃれをしてみよう」

そう言って街にやってくるのんのんさんは、最初っから二本足で歩いています。街の人ものんのんさんをみてちっとも驚いたり笑ったりしません。お店の店員さんも「おにあいですわ、とってもすてき!」
でも、ぼうしを川に落として走って追いかけようと思ったら、やっぱり二本足じゃまどろっこしい。服なんか脱いで、四本足で走っちゃえ!!
無事に帽子を捕まえて、途中で脱ぎ捨てた服も拾って、着てみたらなんだかみんながくすくす笑ってる。……そうだ四本足じゃなくて二本足だ!

…前足にズボン、後ろ足にシャツを着て、逆立ちであらよっと立ってみせるのんのんさん、二本足かどうかって問題じゃないよね、というのがオチなのかと思うのですが、…あんまりオチてない……(苦笑)。
みーに受けたのは、イノシシののんのんさんが逆立ちできるのがスゴイ、というところでした(え、そこ?)。……まあ、オチじゃなくても楽しんでくれたならいいかな。
posted by 麻井由紀 at 23:01| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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