2010年05月31日

ピクニックにいこう! おやすみみみずく


「ピクニックにいこう!」
徳間書店 発行
パット・ハッチンス 作・絵

「おやすみ みみずく」
偕成社 発行
パット・ハッチンス 作・絵
わたなべしげお 訳

今日はなんだかパット・ハッチンスデーになりました。
これとあと「ロージーのおさんぽ」も読んだ…。なんとなく図書館でまとめ借りしてしまったので。

「ピクニックにいこう!」は、文章で進行しているお話の横で、その種明かしみたいな事件が絵だけで進行していくお話です。うっかりすると、本文を読みながらその種明かしの方も解説したくてしょうがなくなる悪い癖の持ち主なのですが、今日は我慢しました。…でも、同じような展開の「ロージーのおさんぽ」のほうは解説を我慢できなかった。…悪い母ちゃん…。
結構「あれれ?」な出来事が起こっても、すごく前向きな主人公の三羽が可愛いお話です。いいなあ、この子達。

「おやすみ みみずく」は、出てくる鳥たちの鳴き声におおうと思ったり(これは翻訳の方の手柄ですね。…と思ったので、今回は翻訳者の方のお名前も併記)、カラフルな鳥たちにおおうと思ったり(カラスがびっくり)する本なのですが、なんといっても、最終ページいっこ手前のところのみみずくの顔がいい!この瞬間のためにこの本はあった!というか、この瞬間を待ってたぜ!というミミズクの顔です。本当にすごくいい顔です。なんともいえません。機会があったらぜひどうぞ。
posted by 麻井由紀 at 22:14| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月30日

はんしろうがわらった


「はんしろうがわらった」
グランまま社 発行
せなけいこ 作・絵

「ちいさなうさぎ はんしろう」シリーズの中の一冊。
元々は「ちいさなちいさな うさぎ」というシリーズ名で講談社から出ていたものが改版してグランまま社から出直したものではないかと思います。…思います、というのは、地元の図書館にはいっているはんしろうシリーズが、「はんしろうがおこった」「はんしろうがないた」は講談社版で入っているのに、「はんしろうがわらった」「はんしろうがねらってる」はグランまま社版で入っていて比較できないため。

はんしろうは背中が半分白いうさぎ。半分白いから「はんしろ」、「う」はおまけ。
せなけいこさんは他に「めがねうさぎ」のシリーズなどでもうさぎを主人公にしておられて、「めがねうさぎ」のうさぎちゃんもかなり自由な性格ですが、はんしろうもそれに負けずとも劣らない自由人(うさぎだから自由兎か)。
大きな帽子を買ってもらって、ちょっと大きいけどまあいいさ、とみちをゆくはんしろう。…でも大きいので顔全体にかぶさってしまって前が見えない。
「おっとしつれい」「ごめんなさあい」と、誰かにぶつかったり踏んだりしながら進んでいくと、とうとう柳の木にぶつかって、木を折ってしまいます(ひでえ(苦笑))。まあしょうがないかと枝を持って帰ると、その晩…。

この話はおちがかわいいです。めがねうさぎシリーズはそんなに喜ばなかったみーですが、なぜかはんしろうはお気に入り。前にも借りたことがあるのですが、「はんしろう、また借りる!」と、閉架にある本も請求して今回まとめ借りしてきました。けっこう「おいおい」な感じのはんしろうなのですが、「おいおい」なまんま世の中をわたっていく感じががいいのかも……。

 
posted by 麻井由紀 at 22:44| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月29日

ねえ どっちがすき?


「ねえ どっちがすき?」
福音館書店 発行
安江リエ ぶん
降矢奈々 え

きつねの男の子と人間の男の子が、すてきなものを二つ並べて、
「ねえ どっちがすき?」
と質問する絵本です。

ならべられているもの二つもすてきですが、それぞれについた擬音もまたすてき。
「にとにと バナナ」や「きちきちきち バッタ」「しゅうーすとん すべりだい」など、読み聞かせしているとどれも耳に残ります。
問いかけられるというのは子供にとって楽しいことらしく、みーは本の内容をすっかり覚えているので、ページをうっかりめくり間違えてどれか一つの組み合わせでもすっ飛ばすと、非常に怒られます。
どっちが好きかな?と最後まで問い続けたお話の、一番最後が一番キモで、ああ、この一言が言いたいがためにある絵本なんだなあ、と思います。オチはぜひ、手にとってどうぞ。

絵を描かれている降矢さんは、「おれたちともだち!」シリーズを内田麟太郎さんとともに描き続けていらっしゃる方で、このきつねの男の子もあのキツネにどことなく似ている気がします。リンゴをほおばる場面がかわいい。
posted by 麻井由紀 at 23:52| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月28日

ちいちゃんとかわあそび


「ちいちゃんとかわあそび」
ほるぷ出版
しみずみちを 作・絵

12冊でている「ちいちゃんえほん」の中の一冊です。
女の子(ちいちゃん)と子犬(ころ)、子猫(みいちゃん)のいろんなあそびを、みんなの会話だけで描いている絵本です。

やさしく、やわらかい言葉だけで書かれているので、読み聞かせすると受けました。
かわあそびの最中に、小魚を見つけてつかまえはじめたちいちゃんところ。…さあ、子猫のみいちゃんはどうするでしょうか(苦笑)。

これはかわあそびの話ですが、他にもかくれんぼやきのぼり、はいしゃさんごっこなど、子供の遊びがいろいろと書かれています。短い話なのですが、ああ、そうだよなあ、と思うことが多いです。なかでも、お誕生日の話が一番おもしろかったかな。
本を読み聞かせし始めたばかりの子でも結構楽しめます。
絵柄はちょっとクラシックですが、ちいちゃんのふっくらした体形がとってもかわいい…。むぎゅってしたい感じです。
posted by 麻井由紀 at 23:59| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月27日

詩集


今何故か自分の中で詩集が大ブーム中です。それも、まど・みちおさんとか、阪田寛夫さんとか、岸田衿子さんとか、子供のこころを書くのがうまい方の詩集にどはまり中…。

昔、探偵ナイトスクープで、松谷みよこさんの「赤ちゃんのうた」(童心社発行)を読むと大泣きしてしまって、最後の詩までたどりついたことがない、なんとか最後まで泣かずに赤ちゃんに読んであげたい、というお母さんの依頼がありました。涙と笑いの大騒動で、うっかりもらい泣きしてしまった記憶がありますが、そのときは自分も乳児の子育て中だったのに、しかも「あかちゃんのうた」を知っていたのに、「確かに、ぐっとくる詩だけどそこまで泣くかなあ…?」と思ってました。
が、今回、まどさんの詩集で赤ちゃんやお母さんのことを取り上げたものを読んだらうっかり泣きそうになりました。

単に、泣きのツボがちがうだけだったのね…。いや、もしかしたら、今松谷さんの赤ちゃんのうたを借りたら私も泣いちゃうかな。今度試してみよう。(試すなよ…)
posted by 麻井由紀 at 23:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

がんばれ、ごん だれがだれやらわかりません


今日はしかけ絵本。みーはしかけ絵本のことをめくる本と呼びます。
地元の図書館は、幼児の図書カードでも10冊まで貸してくれるので、私のカードとあわせていつも20冊ぎりぎりまで本を借りるのですが、その中に必ず1〜2冊は「めくる本も!」という次第になります。
いつもは一日一冊ですが、今日はしかけ絵本というくくりで二冊感想を書きます。

「がんばれ ごん」
偕成社発行
木村裕一 作
岡村好史 絵

「だれがだれやらわかりません」
フレーベル館発行
高谷まちこ 作・絵


「がんばれ ごん」の木村裕一さんは、「あらしのよるに」で有名な方ですが、私にはしかけ絵本の大御所、というイメージがあります。木村さんのしかけ絵本、全部は知らないですが、知ってるだけでも数十冊、ベネッセのしまじろうでもしかけ絵本の監修をしておられたりするので、関わったしかけ絵本はたぶん100ではきかないのではないでしょうか。
学生の頃、ベビーシッターのバイトをしていたとき、あんまり本に興味を示さない赤ちゃんが、木村さんの「いないいないばあ」の本だけは食いつくように反応してくれたことは今でも忘れられません。むろん、うちのみーも大好きです。

残念ながら、今回の「がんばれ ごん」は、交通安全が主題のお話で、うちの子はそういう教育的目標の匂いがすると、あんまり本を楽しまないので、受けは少し悪かったです。しくみはおもしろかったんですが。

一方の「だれがだれやらわかりません」は、間違いさがしやミッケ、ウォーリーを探せ的なしかけがある絵本です。
前のページに空いた穴から、一匹だけアリがのぞいている。ページをめくるとたくさんのアリがいて、さっきのアリがどれかわからなくなってしまった!さあわかるかな?という作りです。
目当てのアリ(や金魚や小鳥)は、回りの仲間とは一個所どこかちがうところがあるので、そこを見つけて探し出すのが本当なのかもしれませんが、みーは穴の空いていただいたいの位置を覚えていて、「ここ!」と目的のアリ(や金魚や小鳥…)を見つけていました。それはそれで正解の楽しみ方なのかも。「がんばれ ごん」よりはよく受けました。
posted by 麻井由紀 at 23:11| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月26日

てんきよほうかぞえうた


「てんきよほうかぞえうた」
福音館書店発行
岸田衿子 作
柚木沙弥郎 絵

岸田衿子さんはかぞえうた本を何種類か出しておられて、これはその一つです。他にも「おいしいかぞえうた」や「かぞえうたのほん」があります。特に「かぞえうたのほん」は、一冊に何種類か入っていて、どれもおもしろいです。でもたぶん一番人気は「へんなひとかぞえうた」かな。どれも変ですが、私はろくちゃんが好き…。…ロールパンの食べ方が好き。

今日は、図書館で借りた「てんきよほうかぞえうた」。
普通のかぞえうたは一から十までですが、このかぞえうたは十の次が百、千、万ときて億まであります。
かぞえうたは、頭韻をふむというしばりがあるのですが、それだけでなく、今回の本であれば天気に関する言葉を盛り込むというしばりが加わってより難しく、それなのに読んでリズムがよくておもしろい。岸田さんのかぞえうた、大好きです。
子供も、リズムがいいのがおもしろいのか、今日は自分で読むと言い出しました。幼児には耳慣れない単語も多少あるのですが、それでもがんばって読むのは、やはりリズムが良くて韻を踏んでいるのが楽しいからだと思います。
柚木さんの絵もとてもすてきです。ちょっととぼけた風貌の猫やみみずく、たぬきが、かぞえうたの言葉をわかりやすく見せてくれて楽しいです。

posted by 麻井由紀 at 23:10| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月25日

ピッキーとポッキー

「ピッキーとポッキー」
福音館書店発行
あらしやまこうざぶろう ぶん
あんざいみずまる え

ピッキーとポッキーはウサギの男の子と女の子。楠の根元に住んでいます。お隣にはもぐらのふうちゃんが住んでいます。
今日はみんなでお花見の日、さあ出かけましょう!

とてもカラフルな絵本です。安西水丸さんの絵はべったりとした塗り方なので、もしかしたら好き嫌いが別れるかもしれませんが、子供はこの人の絵が大好き。他にも三冊ほど持っています。
中でも一番のお気に入りがこのピッキーとポッキー。
理由ははっきりしています。本の中に、地図があるからです。

ピッキーとポッキーがおうちからお花見をする桜山までの地図が一番最初のページに書いてあり、そのページを見ながら、「今どこ?ここからどう行ったの?」とたどるのが好き。
物語を純粋に追うには、ページをめくるたびに最初のページに戻って「今はどこ?」と調べるのは少々まだるっこしい作業かもしれません。でもそれが楽しい気持ちはよくわかる。私もそうやって地図をたどりながら本を読むのが好きだったクチです。子供はみんなそうなのか、単に好みが似ているのか。
もう少し大きくなったら、「たんたのたんけん」とか、「大きい一年生と小さな二年生」とか、地図がついてるもう少し長い本もたぶん気に入る気がする…。

お話の中に、もっていくお花見のお弁当の一覧を書いたページがあるのも好きな一因のようです。お弁当のそれぞれを一つでもはしょると怒られます。興が乗ると、本人食べるふりをします。ので、お花見の場所に着くまでは食べちゃ駄目だよ、と言う。そうやってたしなめられるのも楽しいようです。

この本の地図は、こうした地図には珍しく、実際に通らなかったところも詳細に書いてあります。そこには学校があったり、郵便局があったり、八百屋さんがあったりして、そこを舞台にピッキーとポッキーが何をするかを想像してお話を作るのも楽しいです。
もし絵柄がどうも、ということで読まずにいた方がいらっしゃったら、一度ぜひ!とお勧めしたい一冊です。
posted by 麻井由紀 at 23:13| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

社長。

お母ちゃんは大きくなったら何になりたいの?と聞かれた。

お母ちゃんはもう十分大きいのだが、できれば「お茶の先生になりたいなあ」と答え、「みーちゃんは何になりたい?」と聞いてみた。

すると返事は、

「みーちゃんねえ、社長になりたい」

…だった。

……社長(汗)。
って、何する人か知ってるんだろうか、この人は。

疑問だったので聞いてみた。

「あのさあ、社長って何する人か知ってる?」
「知ってる。あのねえ、猫なでるんだよ。おひざにだっこしてねえ、猫をなでなでするの」

………。

それ、ちょっとちがうとおもうの、お母ちゃん……。

てか、どこで仕入れたその知識…。私と一緒に見てるテレビの範囲内で、そんな社長出てこないぞ(苦笑)。
posted by 麻井由紀 at 00:42| Comment(0) | みーのお言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月24日

うんちっち

記念すべき一冊目がこのタイトルかよ、という感じの名前ですが、うんちっち。

「うんちっち」
PHP研究所発行
ステファニーブレイク作・絵

図書館で、借りようかどうしようかと、みー相手に試し読みしていたら、いつのまにか背後にギャラリーが(男の子ばっかり)できていて、ひっこみつかなくなって最後まで読んでしまった曰く付きの一冊。

子供って、「うんち」とか、「おなら」とかいうタイトルが好きですよね。
「ウンコ!」という本も、さわりを読んだだけで大受けです。
「おなら」は長新太さんの絵で、かがくのともから生まれた医学的にもしっかりした本。…なのですが、子供が何度も読んでほしがるのは、後ろ見返しに延々と書いてあるおならの擬音だという……。
本の中身、ちゃんと聞いてたー?おならは我慢しないでちゃんと出してよー!…と思います。

話がそれました。

「うんちっち」の主人公は、何を話しかけられても「うんちっち」しか言わない子ウサギが主人公。
幼稚園児くらいの男の子を想像してもらうといい感じ。
お母さんが「朝ですよ起きなさい」と言っても返事は「うんちっち」。
お父さんが「もっとほうれん草をお食べ」と言っても「うんちっち」。
お姉さんに「お風呂に入ろうよ」と誘われても「うんちっち」。

いっそ潔いくらいなにもかもが「うんちっち」。

しかしこれが幸いするのですから、世の中何が起こるかわかりません。
展開はどうぞ、図書館で本を手に取ってみてください。
小さいお子さんがいらっしゃる方はぜひ音読をどうぞ。
大受け間違いなしです。
「うんちっち」を強調すればなおよし。
意識しなくても、本の中で「うんちっち」の文字は太文字大文字ゴシック体ですから、必然的に強調してしまいますが……。(そしてギャラリーを呼ぶ…)
オチも好きです。わかっててやってるやろお前、なのか、天然なのかはいまいちわかりませんが、でもかわいい。
posted by 麻井由紀 at 23:12| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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